【川原健一の疑問】もう予防接種は打った? 2019年インフルエンザ早い流行入り!原因はラグビー・ワールドカップ?
こんにちは、川原健一です。
みなさん早速ですが、インフルエンザの予防接種はもう打ちに行きましたでしょうか?
「今年は暖かいからまだ」という方に悲報です。
2019年のインフルエンザの流行は例年より早いのです!
私川原健一も先日インフルエンザの流行が早いと耳にしたので、早速予防接種を打ちにいきました。
【例年より早いインフルエンザ流行】
福岡県や佐賀県、宮崎県などの九州地方では9月下旬にインフルエンザの流行入りの目安を超える患者数が報告されました。
厚生労働省によりますと、11月4〜10日までに報告された患者数は、九州地方では昨年同時期の4~66倍で、全国でも1・03人と昨年同時期(0・35人)を大幅に上回っていると発表しています。
例年だと全国的に12月に流行し、1月下旬〜2月上旬にピークを迎えるのですが、今年は過去二番目に早い流行シーズンです。
【早い流行ラグビー・ワールドカップが一因?】
このようにインフルエンザの流行が早まった原因のひとつとして、ラグビー・ワールドカップが推測されています。
9月下旬より始まったラグビー・ワールドカップにより、南半球の国々から多くのファンが日本に集まりました。
こうした南半球の国では、日本と季節が逆なのでちょうど冬の終わりですよね。
それが一因ではという見解をされているそうです。
NPO法人医療ガバナンス研究所の上昌広理事長によりますと、南半球ではすでにインフルエンザが流行していた可能性があり、日本での感染拡大を早めた可能性があるといわれています。
つまり来日したファンが意図せずインフルエンザウイルスを持っていた可能性があると言われています。
また人が集まるような場所ではインフルエンザ感染の確率が高まります。
そのため来年の東京オリンピックでも早めのインフルエンザ対策が望ましいですね。
幸い厚労省によると、今年のワクチン見込み供給量は過去6年間(2017年除く)の平均使用量(2598万本)より多いため、ワクチン不足の恐れはないと見通しを発表しています。
しかし流行が早まった今年、去年より供給が多くなったとしても、ワクチンが足りない病院もちらほらあるそうです。ワクチンは供給が増えたとしても、需要もその分増えているという状況です。
早めの対策をしていきましょう。
【厚生労働省のインフルエンザ特設ページ】