川原健一の周りを明るくする最新ニュース

周りを明るくしたい!その思いで、最新のオススメトピックを川原健一がセレクトします。前向きに、ビューティフルライフを作っていきましょう。

【川原健一の疑問】今さら聞けない社会の取組み「サステナビリティ」「SDGs」とは?

f:id:kawaharakenichi:20191203170859p:plain

 

こんにちは、川原健一です。

 

最近環境問題についてよく耳にすることが増えたサステナビリティSDGs

 

なんとなく「長く使えるもの」とか「環境にいいもの」のことを指しているのかなとボンヤリ考えられるのですが、はっきりと説明できる人は多くないのでは?



サステナビリティとは?】

サステナビリティ(sustainability)」とは英単語で「持続可能性」「持続することができる」という意味です。

何を持続可能にするのかと言えば、社会と地球環境全般を指します。

www.weblio.jp

 

Weblio辞書によると

本来は、自然と共生する持続可能な社会システムを目指す環境保護思想のキーワードで、国連の「環境と開発に関する世界委員会」が、1987年に公表した最終報告書に「Sustainable Development」(持続可能な発展)という理念を謳ったことから広く認知されるようになりました。近年、企業の社会的責任(CSR)の視点からも、サステナビリティへの取り組みに高い関心が集まっています。

 

つまり人間が自然を淘汰せず、共生していく社会システムを目指すことによく使われるようになりました。

 

この考え方は、数々の業界で認知されており、経営から人権の視点でも取り組まれています。



SDGsとは何?】

また、サステナビリティと同時にSDGsエスディージーズ:Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)」という言葉も見かけることが多くなりました。

 

SDGsとは、持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成された2016年から2030年までの国際目標です。

 

産業革命以降急激に活発化した人間活動により、環境や生態系など地球の資源が壊されている危機から脱するべく考えられたのが発端です。

地球に住む生物が持続可能(サステナブル)に住み続けるための取組みを続けることが重要になってきたといえるでしょう。

 

つまり自然環境破壊以外ではなく、人間の格差や住む環境差別も取り除くことを目標としているのが、SDGsです。



SDGsの目標】

次にSDGsが掲げる目標をまとめました。

  1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
  2. 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する
  3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する
  4. すべての人々への、包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
  5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
  6. すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
  7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
  8. 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
  9. 強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る
  10. 各国内及び各国間の不平等を是正する
  11. 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する
  12. 持続可能な生産消費形態を確保する
  13. 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる
  14. 持続可能な開発のために海洋・海洋資源保全し、持続可能な形で利用する
  15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する
  16. 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する
  17. 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

くわしくは

国連HP(英語)

www.undp.org

日本語ページ

www.sdg-s.jp

をご覧いただけると詳細がわかります。



とても長くなりましたが、SDGsは世界的にも経済的な面でも大きな役割になっていくはずと私は思います。

 

一昔前の過剰な資源使用や自分とは少し違う人々に対する偏見を払拭することで、次世代、そのまた次世代へとつなげていくことが大事になっているのでしょう。

 

私もサステナビリティを何か小さなことから始めていきたいですね。

 

次回かそのまた次回、私たちにとって必要不可欠なファッションとサステナビリティについて考えていきたいと思います。

記事が出来上がり次第アップしたいと思っております。

 

では!