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【川原健一の調査 後編】ファッション業界とサステナビリティの今

こんにちは、川原健一です。

なんだか客観的に自分のブログを読んでみると、サステナビリティSDGsについて熱く語りだしている気がしますね。

 

きちんと私自身理解できているか、間違いがあったりとても不安ではありますが、今後のためにブログとして残したいと思います。

 

前回の投稿では、ファッション業界が環境汚染や労働搾取といったサステナビリティとは程遠く離れてしまっている可能性があるという記事を作りました。

kawaharakenichi.hatenablog.com

(前編です↑) 

 

今回では、今ファッション業界がサステナビリティについてどのような取り組みをしているのか掘り下げてみたいと思います。

 

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【風向きが変わりつつあるファッション業界】

次世代の経営にも関わっているという持続可能な取組みである「サステナビリティ」という社会的取り組み。

 

今ファッション業界でもサステナビリティ路線がトレンドになっていきました。

 

衣類を作るのに化学物質の放出や大量の資源を使用しているファッション業界と少し批判的な記事を制作してしまいましたが、数々の各ファッションブランドやメーカーはサステナビリティに向けて舵を切っています。

 

例えば、イタリアの高級ブランド・グッチ(GUCCI)が自社および全サプライチェーンの事業活動において、残存する温室効果ガスの排出を年次ベースで完全に相殺するカーボンニュートラルを実施することを発表しました。

www.fashionsnap.com

カーボンニュートラルとは二酸化炭素の排出と吸収がプラスマイナスゼロのことを指します。

グッチはショップやオフィス、倉庫管理などあらゆるブランドの事業活動における再生可能エネルギーの使用量を2020年までに100%へ引き上げることを目指しているそうです。



【ファッション協定について】

実は2019年8月23日、ファッションとテキスタイル関連業者32社が「ファッション協定」をフランスにて署名しました。

内容は地球温暖化の阻止」「生物多様性の復元」「海洋の保護」という3つの分野において、実践的な目標を協力して達成することです。

 

プラスチックの段階的な使用廃止や気温上昇させないための温室効果ガス排出ゼロの計画などがあります。

www.fashionsnap.com

 

表明した企業はグッチやバレンシアガを率いるケリングやシャネル、エルメスなどのハイブランドからファストファッションZARAH&Mグループまで幅広い企業が同意しています。

その一環でグッチはさきほどの取り組みを実施しているのでしょう。

 

また同年10月下旬にも新たに24社が参加表明しています。

www.wwdjapan.com



一方ファッション協定に参加表明していないユニクロやGUを率いる日本企業ファーストリテイリングですがサステナビリティに積極的です。

 

ユニクロ東レと協働し、消費者が着られなくなった自社製品を回収、そして新たな商品開発をしています。また、ペットボトル由来から再生ポリエステルを作成し、衣類を制作しているそうです。この再生衣類は2020年春に新発売の予定です。

news.yahoo.co.jp

 

いまファッション業界はサステナビリティに向かって変化しています。

これからも多くのことが山積みではありますが、ファッション業界が変わっていく過程をみていきたいですね。

 

人権や労働搾取などSDGsまではまだ遠いと思うのですが、まずは環境問題に関する点のサステナビリティとして取り組んでいってほしいなと思います。

 

ですが私たちいち消費者も何か出来ることがあるのかもしれません。

次回はおまけとしてこのことについて私川原健一の持論を投稿したいと思います。

 

【追記】

おまけ書きました!

kawaharakenichi.hatenablog.com

 

 

 

【そのほか参考記事】

www.unic.or.jp

 

c-fine.jp

 

 

【ファッション業界協定参加企業】

■参加企業(英語表記アルファベット順)

ADIDAS、BESTSELLER、BURBERRY、CAPRI HOLDINGS LIMITED、CARREFOUR、CHANEL、ERMENEGILDO ZEGNA、EVERYBODY & EVERYONE、FASHION3、FUNG GROUP、GALERIES LAFAYETTE、GAP Inc.、GIORGIO ARMANIH&M GROUP、HERMESINDITEX(『ZARA』や『ベルシュカ』など)、KARL LAGERFELD、KERING(『グッチ』『バレンシアガ』『サン・ローラン』『ボッテガ』など)、LA REDOUTE、MATCHESFASHION.COM、MONCLER、NIKE、NORDSTROM、PRADA、PUMA、PVH Corp.(『トミー・ヒルフィガー』『カルバンクライン』など)、RALPH LAUREN、RUYI、SALVATORE FERRAGAMO、SELFRIDGES GROUP、STELLA MCCARTNEY、TAPESTRY(『kate spade new yorkケイト・スペードニューヨーク)』『COACH(コーチ)』『Stuart Weitzman(スチュアート ワイツマン)』企業)

 

■新たに参加した24の企業

オーシャン リテール(AUCHAN RETAIL)、バリー(BALLY)、カルツェドニアグループ(CALZEDONIA GROUP)、セリオ(CELIO)、ダマテルクス グループ(DAMARTEX GROUP)、デカトロン(DECATHLON)、エル・コルテ・イングレス(EL CORTE INGLES)、エラルダ(ERALDA)、エタム グループ(ETAM GROUP)、ファーフェッチ(FARFETCH)、フィガレ(FIGARET)、ガント(GANT)、ジェオックス(GEOX)、 グループ ボーマノワール(GROUPE BEAUMANOIR)、グループ エラム(GROUPE ERAM)、GTSグループ(GTS GROUP)、キアビ(KIABI)、レディ ロイヤー ファッション アーカイブ(LADY LAWYER FASHION ARCHIVE)、マンゴ(MANGO)、ナナ ジュディ(NANA JUDY)、ポール & ジョー(PAUL & JOE)、プロモード(PROMOD)、 スパート アンドレ(SPARTOO-ANDRE)、ザ ヴィジュアリティ コーポレーション(THE VISUALITY CORPORATION)