【川原健一の疑問】福男とは?
みなさんあけましておめでとうございます。
川原健一です。
年末年始はどのようにお過ごしでしょうか。
地元の氏神神社にお参りにいったり、福袋や初売りセールに足を運んでみたり、どのようにお過ごしでしょうか。
ちなみに私川原健一は寝正月一択です。
それだからかいつも年末年始の休暇ってあっという間に過ぎることが多いのですよね。
そうなると、いつしか仕事初めになり、今年の福男が決まる日が近づいてきます。
福男ってどうやって決まっているのでしょう。
門が開いてよーいスタート!→ダッシュのイメージですが、先頭の人たちはどのように決まるのでしょうか。
夜中から新発売のiPhoneを求めて並んでいた人たちのように、先着順で場所取りが始まるのでしょうか。
そもそも福男がある西宮神社とは?
色々知っているようで知らないことが多いですね。
【福男が決まる西宮神社】
西宮市でピンと来ない方もいるかと思います。
実は野球が行われる甲子園も西宮市にあります。
福の神とよばれる『えびす様』をおまつりする神社の総本社となっているのです。
(えびす様のイメージ絵・関西ではえべっさんとも呼ばれているそう)
えびす様は商売繁盛の神様としてもおまつりされ、現在では1月9日、10日、11日の「十日えびす(十日戎)」という近畿地方における最大の祭典として賑わいます。
その1月10日に行われる本えびすの早朝4時、全ての門が閉ざされた中で神職は居籠りし、早暁四時の「大祭」に備えます。
この儀式は祭典に行う前の身体を清める行いです。古くからでは室町時代の記録に残されているほどだそうです。
1月10日午前6時、この十日えびす祭の忌籠(いごもり)が終了すると、表大門(おもてだいもん)が開かれ、外で待っていた参拝者は、一番福を目指して230m離れた本殿へ「走り参り」をします。
これを「開門神事」といい、西宮えびす独特の行事として、江戸時代頃から自然発生的に起こったのではないかといわれています。
そして本殿へ早く到着した順に一番から三番までがその年の「福男」として認定され、「福男」には、認定証・御神像・副賞そして特別の半被が授与されます。
【現在の福男になるには?】
では今現在、「開門神事」に参加するにはどのようなことをしなければならないのでしょうか?
西宮神社公式サイトによりますと、場所割りは抽選だということです。
前日の1月9日の午後10時より先着1500名様にて受付を開始しているとのことです。
(しかし変更がある可能性もあるので、こまめに確認をよろしくお願いします。)
また、
一番福
えびす様の御木像(大)、半被、えびす様お面額、えべっさんの酒菰樽、 えべっさんの米1俵(60kg)、ヱビスビールなど
二番福
えびす様の御木像(小)、 半被、えびす様お面額、えべっさんの米1俵(60kg)、ヱビスビールなど
三番福
えびす・大黒様の御金像、 半被、えびす様お面額、八喜鯛(焼き鯛)、ヱビスビールなど
といった特典もあるのでぜひ体力と運に自信のある方は挑戦してみては?