川原健一の周りを明るくする最新ニュース

周りを明るくしたい!その思いで、最新のオススメトピックを川原健一がセレクトします。前向きに、ビューティフルライフを作っていきましょう。

【川原健一と調査】世界からコーヒーがなくなる?

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こんにちは川原健一です。

 

みなさんはコーヒー好きですか?

私川原健一は健康にも良いと聞いてから毎日1杯から2杯ほど飲んでいます。(過去のブログ↓)

kawaharakenichi.hatenablog.com

 

友人のなかには、コーヒーを飲まないと朝スッキリしないという方もいますし、喫茶店めぐりが好きという渋い趣味をもつ方もいます。

 

日本だけではなく、世界でも多くの人から愛飲されているコーヒーですが、実は消えてしまうおそれがあるということです。



【コーヒーの栽培地】

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実はコーヒーの原材料となるコーヒー豆を栽培するのは極めて難しいそうです。

 

「コーヒー栽培には年間を通じて摂氏20度を超えた気候と豊かな水、そして栄養分の多い火山灰地のような土壌が必要だ。」 

「また、コーヒーは開花からたった2日ほどでしぼんでしまう。この間に大雨や寒波にあたると結実せず収穫ができない。このようなデリケートな作物を育てるのに適切な耕作地が、地球温暖化や気候変動の影響で減ってきているという。」

style.nikkei.com



コーヒーを栽培するのは、ジャマイカやコロンビア、ブラジルなど赤道近くの地域で栽培されます。

コーヒーとして有名なブルーマウンテンもジャマイカ産です。

 

つまりコーヒーが栽培出来る場所というのは限られており、たとえば日本で育てるのは難しいといわれています。

また、育てるのも環境に左右されやすいものとなっています。

 

しかし、近年の気候変動や温暖化の影響により収穫が減ってきているそうです。

 

しかも土地の所望が大きな問題となっています。

 

「大量消費時代の要請に応え、ブラジルなどの生産地では除草剤・化学肥料を継続使用しながら大量生産を行ってきた。一見効率的だが土地は酷使され、痩せてしまう。その結果つくられたコーヒーは品質が悪く、買取価格が1キロ数百円にも満たない。安価なために、農家はさらに増産せざるを得ないという悪循環に陥る。」

 

大量に作るために、土地を酷使し、化学肥料などで質の良くないコーヒー豆が出来てしまうそうです。質が良くないためコーヒーが売れず、農家の儲けが少なくなっているといいます。

 

大量生産で質が低下→儲けが少なくなる→稼ぐためにもっと増産→質低下

という悪循環です。




【コーヒーがずっと飲めるようになるために】

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コーヒーが消えるかもしれないという衝撃的な記事を読んだので共有させていただきました。

 

このままの大量消費と供給の減少が続いていくと、2050年にアラビカ種の栽培適地が現在の50%にまで減少する「2050年問題」と言われています。

この警鐘も鳴らされ、消費国・日本においてもコーヒー各社が認証コーヒーの発売や産地支援などに取り組んでいるそうです。

www.shokuhin.net

 

コーヒーの製造・流通・輸入業者の団体である一般社団法人全日本コーヒー協会は、コーヒー産業が直面している問題や現在の取り組み状況の情報発信を強化していくことを決定しました。

経済的にもコーヒー産業にもよりサステナブルなコーヒー産業を目指すべく、取り組んでいくそうです。



微々たる力かもしれませんが、私たち消費者も3Rなどのゴミを極力減らさないようにすることや電気の無駄遣いなど環境問題に気をつけてみるのも手かもしれません。

 

また今あるコーヒーもどのように私たちの手に渡っているのか、考えてみるのも良いなと思います。



【そのほか参考記事】

style.nikkei.com

ecotopia.earth