【川原健一の疑問】3月5日は2020年『啓蟄(けいちつ)の日』だけどどういう意味?
こんにちは。川原健一です。
本日3月5日が何の日かご存知でしょうか?
3(さん)と5(ご)の語呂合わせで『サンゴの日』。サンゴが3月の誕生石でもあることからでもあります。
1931(昭和6)年3月5日、東京航空輸送が実施した日本初のスチュワーデス採用試験の結果が発表されたことで『スチュワーデスの日』とも制定されているそうです。
今はキャビンアテンダント(CA)と呼ばれているので、歴史を感じますね。
そんななか今年2020年3月5日は、『啓蟄の日(けいちつのひ)』が始まりました。
啓蟄の期間は春分の日の前日までなので、今年は3月19日までです。
しかし『啓蟄の日』というのは一体何なのでしょうか?
簡単に調べてみると、啓蟄の日というのは、二十四節気(にじゅうしせっき)より設定された早春の時期にあたる言葉だそうです。
二十四節気?啓蟄の日?色々聞き馴染みのない言葉が増えてしまったので、まずは二十四節気について簡単に記していきたいと思います。
【二十四節気とは?】
「二十四節気(にじゅうしせっき)は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として用いられています。
1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が交互にあります。(中略)二十四節気は、その年によって1日程度前後することがあります。」
つまり『二十四節気』は、春夏秋冬の4つの季節からさらに6つの奇跡に分けたものというわけです。
元々は中国で発祥された太陰太陽暦の呼び方です。
新暦である現代のカレンダーではあまり馴染みはないのですが、日本人の文化に深く根強いているのだそうです。
例えば、ゆず湯でおなじみの冬至の日や夏至の日、休日になる春分の日や秋分の日も二十四節気の日程です。
【啓蟄の日の意味は?】
季節では、春のなかに位置づけられています。
「春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことである。「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味がある。」
つまり寒い冬からこもっていた虫たちが、あたたかくなるにつれて外に出てくるという例えから来ているのだそうです。
まだまだ肌寒い季節ですが、春にむけての前向きな日というのはとても良いですね。
【まとめ】
本日3月5日から19日まで続く『啓蟄の日』。
あたたかくなる春にむけての期間でとても魅力的な日ですね。
全く知らない世界でしたが、二十四節気ということも知ることが出来てよかったです。
みなさんも啓蟄の期間、春になる準備をしてみませんか?