【前編】『ソニック・ザ・ムービー(Sonic the Hedgehog)』炎上の一連を見て川原健一が思うこと
こんにちは川原健一です。
日本ゲーム会社セガ発の世界的人気アクションゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」はご存知でしょうか?
青いハリネズミのソニックです。ゲームをあまりしな方でも、一度は街中や宣伝などで見た経験があるのではないでしょうか?
欧米ではソニックは任天堂のスーパーマリオと人気が二分されるほど人気を博しているそうです。
そしてついに人気ゲームソニックを題材にした実写映画化が決定。
しかも制作会社はハリウッド拠点にもつパラマウント・ピクチャーズです。
代表作は『インディ・ジョーンズ シリーズ』や『トランスフォーマーシリーズ』『ミッションインポッシブル』など迫力あふれるアクション映画を制作している大御所です。
さらにソニックの悪役Dr.エッグマンには有名コメディ俳優ジム・キャリーを起用するほど、決定当時から注目されたコンテンツでした。
【ソニックのデザインに批判噴出!→実はリーク通りの絵】
そして2019年5月に実写版「ソニック」の予告編が公開されました。
しかし公開してまたたく間に、大炎上!!
なぜかと言うとソニックの姿形が、ゲームとあまりにも違っていたためです。
日本も含め世界でも批判噴出し大炎上することになりました。
実はこの予告編が公開される2ヶ月前に、何者かによって映画版ソニックのキャラクターデザインがリーク。
その顔と瓜二つでした。
そのためファンが「リーク通りの改悪だった」と落胆した可能性もあります。
(リーク記事※英語)
また、キャラクターのリーク記事を見たソニックの生みの親である中裕司さんは、当時苦言を呈していました。
このソニックの全身ビジュアル見ると頭身とお腹の丸さって大事な気がします。もう少しバランス取れなかったのでしょうかねえ https://t.co/6RpIEsYa12
— Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji) March 5, 2019
そのことが予告編が公開した後、再び中裕司さんのツイートが掘り起こされ、『映画制作会社パラマウントやセガは中裕司さんと何の話し合いもしていなかった』という疑惑が露呈されてしまったのです。
そして予告編は低評価が高評価を上回るという炎上が炎上を呼ぶことになりました。
【異例の事態!ソニック修正を決定 公開は2020年に延期】
炎上の収まりが効かないなか、ついに監督ジェフ・ファウラー氏はツイッターでソニックのデザインを変更することを発表。
Thank you for the support. And the criticism. The message is loud and clear... you aren't happy with the design & you want changes. It's going to happen. Everyone at Paramount & Sega are fully committed to making this character the BEST he can be... #sonicmovie #gottafixfast 🔧✌️
— Jeff Fowler (@fowltown) May 2, 2019
映画制作会社パラマウント・ピクチャーズとセガはキャラクター修正にベストをつくすと約束しました。
そして11月12日、新デザインとなったソニックの予告編が公開。
ゲームのソニックに寄せた出で立ちになり、大絶賛されるようになりました。
(何が変わったのか分析動画もあります)
この変更に伴い、当初11月の公開予定であった映画は2020年2月(全米)に公開延期となりました。
日本でも3月に公開予定です。
長くなりましたので次回、私川原健一の個人的感想を投稿したいと思います。
【ほか参考記事】