川原健一の周りを明るくする最新ニュース

周りを明るくしたい!その思いで、最新のオススメトピックを川原健一がセレクトします。前向きに、ビューティフルライフを作っていきましょう。

【川原健一の疑問】NHK「チコちゃんに叱られる!」はなぜ人気?

 

こんにちは、川原健一です。

みなさんはNHKの番組をご覧になったことはありますでしょうか?

 

NHKではチコちゃんに叱られる!という雑学クイズバラエティ番組が2018年から大変人気ですよね。私川原健一もいつのまにか土曜の朝に「チコちゃんに叱られる!」を観るのが習慣になりました。

 

おかっぱ頭で(永遠の)5歳チコちゃんが、ナインティナイン岡村隆史やゲストたちに日常に潜む素朴な疑問を投げかけるシーンから始まります。

 

質問といえば、「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」「いってらっしゃーいってお別れするとき、手を振るのはなぜ?」など、日常に浸透している考え方や常識を題材にしています。

 

これが意外と思いつかないのですよね。「言われてみれば確かに…」って思えるものばかり。

 

岡村さんやゲストの方々も頭をひねりながら答えるのですが、正解ではなければ一瞬にしてチコちゃんは顔を真っ赤にし、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叫びます。

 

その後チコちゃんが正解を答え、専門家のVTRに移ります。



番組の流れ的にはいたってシンプルで、従来のNHKらしさがありますよね。

 

ですが、以前のNHK番組とは何が違うのでしょうか。

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【カギは脱NHKらしさ】

東洋経済オンラインでは「チコちゃんに叱られる!」の人気の原因をNHKらしさと分析しています。

toyokeizai.net

 

いわゆるNHK番組なのに民放バラエティ寄りの番組制作になっているのです。

 

第1に、番組の代名詞になるような「キャッチーな演出」がある、ということです。

他局ですが、フジテレビ系の雑学番組で「トリビアの泉」というものがありました。

スタジオにいるゲストがどのくらい感心したのかに応じて「へぇボタン」を連打すると、その回数だけ「へぇ、へぇ」という効果音が流れる仕掛けになっていました。

トリビアの泉」と聞くだけであの「へぇ、へぇ」と思い出す演出が視聴者を引きつけるそうです。

 

たとえばチコちゃんの名セリフ「ボーッと生きてんじゃねーよ!」がキャッチーですよね。

あの5歳らしからぬ名セリフが視聴者にインパクトを与えていると分析されています。

 

質問を突きつけられたゲストも、それを見ている視聴者も、5歳児にいいように振り回されてドキドキした気分を味わい、それを楽しんでいるのです。

東洋経済オンラインに書かれています。

 

普通に誰かに言われれば、上から目線で生意気だと炎上しかねないですが、愛らしい5歳のチコちゃんの姿がギャップを生み出しているのではということも一因でしょう。



【実は脱NHKになっていた】

また、チコちゃんに叱られる!は外注制作なのです。

www.nikkan-gendai.com

この番組はフジテレビ系のプロダクション「共同テレビジョンに制作を委託。

笑っていいとも!」「ごっつええ感じ」など数々のバラエティ番組を制作した共テレの名物プロデューサー小松純也氏の持ち込み企画だそうです。

 

外注制作はNHKの一種の働き方改革なのです。

その背景にはNHK記者が過労死したことも原因といえるそうです。

 

そしてチコちゃんが生まれたそうです。

 

このため従来のNHKらしさが抜けつつ、かといって民放バラエティにより過ぎないNHKらしさも残っている番組が生まれました。




こうして平成最後に新たなNHKキャラクターが生まれました。

2018年の紅白歌合戦でも出演していました!一躍5歳にして大スター!チコちゃん!

 

私もいつかチコちゃんに叱られてみたいですが、チコってもみたいですね。(チコる:正解という意味)

 

チコちゃん役の木村祐一さんのインタビューも最後に載せておきますね。

裏側も知られるのでぜひ。

www.businessinsider.jp