川原健一、クリスマスの映画は奥深いと感じる
こんにちは、川原健一です。
みなさんは今年のクリスマスどのようにお過ごしになられるのでしょうか。
クリスマスにデートに行く方もいれば、年末の仕事に明け暮れる方もいらっしゃるかもしれません。
私川原健一はいくつか映画でも借りてのんびり過ごそうかなと思っています。
そのためクリスマスシーズンにぴったりな映画をピックアップして観るということを何年も続けているのですが、クリスマス映画って一概に「ハッピー映画」っていうわけでもないのですよね。
確かにクリスマス映画といえば!と最初に思い出すのは、コメディの「ホーム・アローン」、ラブストーリーの「ラブ・アクチュアリー」などかもしれません。
ですが、意外とその中でもブラックだったり、どこか陰鬱としていたり、多種多様です。
(バッドエンドが多いっていうわけでもないのですが…)
クリスマスというテーマを軸にしていても、映画の内容は幅広いのです。
【何度も映画制作された小説 『クリスマス・キャロル』】
例えば、イギリスの小説家を代表するチャールズ・ディケンズ作「クリスマス・キャロル」。
20世紀FOXやディズニーキャラクターが扮する短編映画まで数多く制作されています。
(ジム・キャリー主演のディズニー3D映画「クリスマス・キャロル」予告)
強欲で冷酷な老人エベレーザ・スクルージがクリスマスの前夜に過去・現在・未来の3人の亡霊が出現します。
スクルージの人生をそれぞれの亡霊が振り返り、始めはお金がなくても幸せで素朴な青年だったスクルーですが、このままの未来では惨めになっていき酷くなると暗示していきます。
そしてそんな悪夢から目覚めたスクルージはどうなるのか、ぜひ観ていただきたいです。
アマゾンプライムビデオだと1938年の白黒映画で楽しめることができますよ。
【ティム・バートン監督らしいクリスマス映画】
そのほかにも、ディズニーと映画監督ティム・バートンが手を組んだクレイアニメ「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」もクリスマスらしからぬ薄暗さ、画面の色のなさが特徴的ですよね。
ハロウィン出身のガイコツ・ジャックが初めて外の世界のクリスマスに触れ、自己流でクリスマスを作る計画を立てていきます。
夢を追うジャックと、ジャックに想いを寄せるサリーの心情がとても切なくあたたかな気持ちになります。
そんな淡い心情やクリスマスイベント前のハラハラドキドキ感が、まさに過去の王道クリスマス映画なのではとハッとさせてくれます。
その他にも、最近雑貨屋や服屋で見かけることが増えた制作総指揮スティーブン・スピルバーグ氏のブラックコメディ「グレムリン」
などなど色々なクリスマス映画があります。ホラー系もありますよ。
クリスマス映画ってどれも同じと思いがちですが、実は色々な視点があります。
もしクリスマスに予定がまだ無いという方、ぜひみなさんのお気に入りのクリスマス映画を見つけてみては?