【川原健一と東京2020】車いすラグビーについて調べる
こんにちは、川原健一です。
昨年はラグビー・ワールドカップが日本で大ブームとなりましたね。
ラグビーの言葉「ONE TEAM」が2019年流行語大賞にも選ばれ、これからもラグビーが国民的スポーツとして人気がキープしていけばいいなと思います。
また、東京2020大会のオリンピックでも7人制ラグビーが正式種目ですし、ふたたび大活躍してほしいですね。
そして東京2020パラリンピック大会でもラグビーが種目というのはご存知でしょうか?
今回は東京2020のパラリンピック正式種目である「車いすラグビー」について調べてみましたので共有したいと思います。
とてもパワフルでスリルすら感じられる競技です。
【車いすラグビーとは】
「車いすラグビーは、車いす競技の中で唯一、タックルが認められている男女混合の競技。激しいぶつかり合いと緻密な戦術が醍醐味である。バスケットボールと同じ広さのコートで、専用の車いすに乗った選手が4対4で対戦する。専用の丸いボールを運び、車いすの前後4輪のうち、2輪がトライラインを通過するとトライとなる。」
車いすラグビーは、車いす競技の中で唯一タックルが認められているのですね。
車いす競技として有名な車いすバスケットボールではタックルはペナルティ行為だそうです。
また、男女混合のチームというのも魅力的ですね。
ラグビーのように激しいタックルから緻密なチームプレイが繰り出すという人間離れしたプレイといのは共通点かなと感じました。
さらに点数の持ち点は、選手によって異なるそうです。
「四肢に障がいのある選手を対象とし、選手ごとに、障がいの程度の重い方から順に0.5点から3.5点まで0.5点刻みで「持ち点」が与えられている。1チームの持ち点の合計は8点以内で編成しなければならず、それぞれの持ち点で攻撃と守備の役割分担が明確になっているため、チームの戦術が見どころだ。」
つまりプレイをする選手の合計点数が8点以内と決められているため、身体の異なる選手たちの構成バランスの計算が必要になってくるということです。
また、男女混合の試合のため、女子選手が出場するときは1人につき0.5点の追加点が与えられます。もし、女子2名が含まれれば、チームの持ち点合計は9.0点で編成できるそうですよ。
【車いすラグビーのルール】
「1試合は8分間のピリオドを4回繰り返す。バスケットボールのようにプレイのタイム制限がある。…スピーディーなボール展開が必要であり、時間管理も勝敗の重要な要素だ。」
つまり車いすラグビーにはボールの所有に時間制限があるのです。
- ボールを持ってからトライまで→40秒以内
- センターラインを越えるまで→12秒以内
- パスやドリブルをせずにボールを保持→10秒以内
この時間内までに何らかのアクションをしなければ、反則行為となります。
また、通常のラグビーと違い、前方のパスは認められています。
(東京2020公式車いすラグビールール説明動画。とてもわかりやすく説明しています)
【車いすラグビーの見どころ】
見どころはなんといっても選手たちが激しくぶつかり合うタックル。
また、車いすラグビーの強豪国で二連覇中のオーストラリアが今回もどう活躍していくのかも注目です。
もちろん日本の車いすラグビーも大注目です。
ロンドン2012大会で4位に終わった悔しさをバネにリオデジャネイロ2016大会では初の銅メダルを獲得!!!
東京2020では優勝を目指して、アメリカとカナダをメダルへと導いたケビン・オアー氏をヘッドコーチに招聘するとともに、新生日本が始動。
ぜひ初の金メダルを手にしていただきたいですね!