【川原健一の疑問】ビル・ゲイツやGoogleが取り入れる瞑想 効果はある?
こんにちは、川原健一です。
みなさん年末年始にかけて忙しくなってきているのではないでしょうか。
「忙しい」とは「心を亡くす」と言われています。
仕事に追われて自分の目標や夢が無くなっていくということになりかねませんよね。
もちろん私川原健一も例に漏れず、今後の展望などよくわからなくなっています。
人生とは答えがないぶん難しいですね。
年を取れば取るほど、わからなくなりますね。
「心をなくす」道から抜け出そうと、半分藁にもすがる思いで色々な方法を探してみました。
そこで一つ気になる方法を見つけました。
『瞑想』です。
実は瞑想はビル・ゲイツやGoogleも採用するほど、仕事や日々の不安を和らげる方法に大注目されているものです。
瞑想とはたびたび耳にするのですが、なんなのか実はよく理解していません。
うさんくさいと考えられてしまうこともしばしばあります。
なので瞑想について調べてみましたので、みなさんに共有したいと思います。
【瞑想とは】
Wikipediaによると
瞑想、冥想(めいそう、英: meditation、英: contemplation)とは、心を静めて神に祈ったり、何かに心を集中させること、心を静めて無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすことである。
この呼称は、単に心身の静寂を取り戻すために行うような比較的日常的なものから、絶対者(神)をありありと体感したり、究極の智慧を得るようなものまで、広い範囲に用いられる。現代では、健康の向上や心理的治療、自己成長、自己向上などの世俗的な目的をもって、様々な瞑想が行われている。
と書かれています。現代では宗教としての瞑想であったり、様々な使われ方をされているものです。
【知られざる瞑想の効果】
つい最近まで、瞑想とは宗教の一環であったり、実験研究するには厳密性・正確性がまだ怪しいと考えられていました。
しかし、アメリカのミシガン大学の研究によると、瞑想はミスを減らすことに役立つ可能性があると結論付けられました。
ミシガン大学の実験で、20分間の特定のオープンモニタリング瞑想を行い、その後、フランカー課題(ノイズに紛らわされず目的の図柄を認識する課題。その正誤率や応答時間を見る)を脳波とパフォーマンス測定を実施しました。
その結果、瞑想したグループはしなかったグループに比べて、ミスの認識に関連する神経信号の強度が増加することがわかったのです。
つまり、即効性のあるパフォーマンス改善には表れなかったものの、オープンモニタリング瞑想が脳の神経活動レベルでミスの認識能力を高めることが示されました。
より長期間の瞑想実践がパフォーマンスにも影響を与えることが期待でき、研究者は研究を深めていくようです。
【椅子やお香は必要ない! ただ10分何もしないこと!】
とはいうもののいざ瞑想といっても、何からすればいいのかわかりませんよね……。
お香や座禅のような座り方だったり、用意することもあるのではと考えてしまいます。
しかしこんな動画を発見してしまいました。
ビル・ゲイツ氏が選ぶ2018年の本5冊に選ばれた『The Headspace Guide to Meditation and Mindfulness』 の著者アンディ・プディコム氏のスピーチです。
瞑想には懐疑的だったというビル・ゲイツ氏ですが、この本をきっかけに今では週に2、3回、10分ほど瞑想する実践者になったといいます。
アンディ・プディコム氏のスピーチでは、10分間なにもしないだけでも瞑想になるというアイディアです。
「瞑想とは一歩下がって思考をはっきり理解することであり、揺らめく思考や感情を分別することなく、リラックスしたまま集中した心で観察することなんです 」
(アンディ・プディコム氏スピーチより)
アンディ氏は、不安は不安を呼ぶと主張しています。一度、後ろに下がって瞑想すれば不安しか感じなくなった思考から解放されるといいます。
【まとめ】
いかがでしたか?
私川原健一も瞑想について考えさせられるようになりました。
多忙になってくる年末年始こそ、一度スマートフォンやパソコンの電源を切って10分何もしないということをしたいと思います。
みなさんもぜひ試してみて下さい