【川原健一の疑問】「一日一個のりんごは医者を遠ざける」って本当なのか?
こんにちは。川原健一です。
寒くなってきたので風邪予防が必要な時期になってきましたよね。
以前も今年の秋冬はインフルエンザの流行入りが早いというブログを書きました。
kawaharakenichi.hatenablog.com
そのため私も色々な風邪予防について調べています。
インフルエンザに気をつけてと書いている本人が風邪でぶっ倒れるなんて恥ずかしいですからね(笑)
そんな中、ふと遠い記憶の中で、学校の先生が「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言っていました。
もう何十年も前になるのですが、なぜかこの言葉は覚えています。
しかしどうしてりんごは万能薬のようなことわざがあるのでしょうか。
本当に栄養満点なのでしょうか。
少しですが調べてみましたのでぜひみなさんと共有したいと思います。
【りんごは医者いらず?遠ざける?正しい意味は?】
そもそもこのことわざは海外から伝えられたものです。
どこの地域かと言えば、2019年の日本ラグビーワールドカップでも大活躍したウェールズで伝えられた言葉です。
原文は「An apple a day keeps the doctor away」です。
そのため色々な翻訳があるので「一日一個のりんごは医者を遠ざける」という言葉もあれば、最近では「りんごは医者いらず」と伝えられています。こちらの方が字数的に言いやすいからでしょうか。
【りんごの栄養とは?】
この言葉通り、りんごは様々な医療研究で健康に良いと結論付けられています。
2015年のJAMA International Medicine誌によると、まさにこの「An apple a day keeps the doctor away(一日一個のりんごは医者を遠ざける)」は本当なのか実証する研究が発表されました。
このことが書かれた記事によりますと
「これによると1日1個のリンゴを食べることによって、医療機関の受診にははっきりした差はありませんでしたが、薬が処方される頻度が減少した、と言う結果になっています。」
ということです。
つまりこのことわざは間違ってはいなかったということです。
【りんごの効果とは?】
ではりんごはどうして人間の身体に良いのでしょうか?
りんごについて研究している健康&ライフスタイル専門家のジョアナ・マックミラン博士によると、
「りんごに含まれている食物繊維(ペクチン)とポリフェノールが体重と食欲のコントロールに重要な役割を果たしている可能性が示唆されています」
と語っています。
りんごには豊富な食物繊維で腸内環境を良くしてくれる効果があり、ポリフェノールによって抗酸化作用が期待されます。
そして食欲と体重コントロールが出来る可能性があるとなるとすごい効果ですね。
また、定期的なりんごの摂取は、コレステロールを低下してくれ、脳卒中や高血圧など心疾患リスクを減らせるという結果もあります。
【まとめ】
おそるべしりんごのパワーですね。
まだまだりんごがなぜ健康に良いのか研究は途中だそうです。
しかし噂の独り歩きではなく、りんごは本当に身体に良いというのは驚きです。
しっかり私も健康な身体を作るためにりんごを食べていきたいと思います。
【そのほか参考記事】